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土曜日
 17時まで

日曜日
 14時-17時まで

〒277-0005
千葉県柏市柏2-8-20 シミズビル2F

小児の近視進行
抑制治療

近視とは?

子どもの近視の多くは、眼球の前後方向の長さが伸びすぎてしまうことで生じ、一度伸びてしまったら元に戻すことはできません。また、近視の発症には遺伝的要因と環境要因の両方が影響していると考えられており、両親が近視でなくても子どもが近視になる可能性は十分にあります。

近視の進行抑制のための治療方法は、近視の進行を抑える目薬、特殊なレンズや光を用いた治療などがありますが、その治療の多くは保険適用外(自由診療)となっています。

近視の進行抑制治療の目的

近視の進行抑制治療の目的は、早い段階からできるだけ近視が強くなるのを避けることで「将来の見え方を守ること」「目の病気になる可能性を低下させること」です。
※近視は軽度であっても、将来、緑内障や網膜剥離などの視力に関わる病気になる可能性があります。

近視の進行抑制
治療の目的は…

  • 将来の見え方を守ること
  • 将来の目の病気のリスク低下

近視の進行抑制治療の時期について

近視は小学校3~4年生頃に発症することが多いものの、最近は低年齢化が進み、早い場合は6歳未満で近視になることもあります。また、近視は身長が伸びる5歳~18歳頃に特に進行するので、子どものうちに早めに対処することが大切です。

近視の進行

治療について

ご本人・ご家族とご相談の上、お子様に合う近視抑制治療を行います。当院では、点眼薬・コンタクトレンズ・メガネの3種類のどれか、またはこれらを併用することで治療を行っていきます。

低濃度アトロピン点眼

リジュセアミニ点眼液0.025%

小児の近視の進行を遅らせる(眼軸長の伸長を抑制する)という点で、統計的にも臨床的にも有意義な効果が得られている治療法です。

近視抑制コンタクトレンズ

マイサイト ワンデー

近視進行を抑制する効果が臨床試験で示されている小児向け1日使い捨てソフトコンタクトレンズ(多焦点コンタクトレンズ)です。海外では幅広く使用されています。

近視抑制管理メガネ

ステレスト
ミヨスマート

子どもの近視の進行を抑制するために開発された、最先端の「近視管理用眼鏡レンズ」です。コンタクトレンズの様な感染症リスクが少なく、小学校低学年でも導入しやすいという利点があります。

注意事項

近視進行抑制治療は近視の進行を抑制するものであり、近視の進行が完全に止まるわけではありません。また、近視は改善するものではないため、近視の程度に応じてメガネやコンタクトレンズでの視力矯正が必要になる可能性があります。

定期検査について

近視を診断するための検査として、屈折検査、視力検査、眼軸長測定などがあります。子どもの近視は進行しやすいため、定期的に検査を行う必要があります。

リジュセアミニ点眼による
治療スケジュール

  • 検査後、適応と判断されれば治療開始。
    ※1日1回(左右1滴ずつ)を就寝前に点眼します。
  • 初回治療開始後、2回目は1か月後、その後は3~6か月を目途に定期的な通院が必要となります。

近視抑制コンタクトレンズによる
治療スケジュール

  • 検査後、適応と判断されればコンタクトレンズの装用練習を行います。
    ※当院併設のローズコンタクトで対応いたします。
  • 装用開始から1か月後、2回目は3か月後、その後は3~6か月を目途に定期検査と診察を行います。
    ※受診間隔はお子様の年齢、状況に応じて変わることがあります。

近視抑制管理メガネによる
治療スケジュール

  • 検査後、適応と判断されればメガネ処方を行います。
    処方箋を元にメガネ屋で近視抑制管理メガネを作製します。
    ※『日本眼科医会推奨眼鏡店』で作製して下さい。シミズメガネ全店で取り扱い可能です。
  • メガネ作製から1か月後に装用状況を確認します。2回目は3か月後、その後は6か月ごとに定期検査(近視進行の確認)及び診察を行います。

費用について

当院の「リジュセアミニ点眼液」を用いた近視抑制治療について、2026年6月1日の診療報酬改定に伴い、「選定療養」の対象となります。
これにより、診察料や視力検査などの費用について、公的医療保険の適用を受けられるようになります。なお、「リジュセアミニ点眼液」の薬剤費については、全額自己負担となります。

  • ・診察料・検査料:公的医療保険の対象
  • ・薬剤費(リジュセアミニ点眼液):全額自己負担

リジュセアミニは使用せず、近視抑制コンタクトレンズまたは近視抑制管理メガネのみをご希望の場合、診察および定期検査は保険診療となります。

この治療はいつまで続けるのか?

近視の進行抑制のための治療は、近視の進行が落ち着いてくる10代後半までは続けることが望ましいと言われています。
治療中に「この薬ってホントに効いてるの?」などと不安になることもあるかもしれませんが、薬の効果に疑問があるときや、気になる症状が出てきたときには、必ず眼科専門医に相談しましょう。

お子様を持つ保護者の皆様へ

近年、お子様の近視は増加傾向にあり、早めの対策が有効とされています。当院では、リジュセアミニ点眼液のほかに、近視抑制コンタクトレンズ「マイサイト」、近視抑制管理メガネ「ステレスト」「ミヨスマート」によって、近視の進行抑制を行います。

お子様の近視抑制治療についてご相談がございましたら、スタッフまでお声がけ下さい。